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ノート:


進捗管理・監視の方法について理解する
スケジュールを再計画しなければならないどうかの判断基準に、進捗度と計画との差異があった。これは進捗が正しく把握されていることが前提になる。進捗の管理・監視ということで、ここから2枚のスライドで説明する。進捗管理・監視というのは「プロジェクトの進捗に伴い実際の作業が計画どおり遂行されていることを継続的に把握し、計画との差異が生じた場合は必要処置を講じる一連のプロセス」と定義されている。何を監視するのかというと、時間軸上での各作業スケジュールの差異。Sカーブでの進捗の状況。作業効率、生産性。生産性が非常に落ちているのではないか、それによってスケジュールはすぐに遅れを起こしてしまうため、作業効率にも気を配る必要がある。資源動員の状況。予定していたとおりに要員がちゃんと確保できているか、動いているか。それからリスク要因の状況。リスクとして挙げていたものがどうなっているのか。実際に問題として起きてしまっているのかというリスクの状況も見なければならない。これらは当然最新情報が必要であり、1カ月前の情報をもとにして判断を下すというのは非常にまずいため、どのようにして最新情報を得るのか、収集の手法や手順、報告の方法について特定し、決めておくということが必要になる。