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ノート:


ライフサイクルマネジメントの内容を理解する。
ライフサイクルマネジメントとは、プロジェクトを特徴のあるフェーズに分割し、その特徴に合わせたマネジメントを実施し、プロジェクト全体を最適化する管理手法のことである。部分最適ではなく、あくまでも全体最適を目指すものである。企画、計画、実施、終結という代表的なライフサイクルがあるが、それらを個々に見るのではなく、全体を見通して最適化する。
具体的には、ライフサイクルを構成する個々のフェーズ毎に目標を設定し、目標を達成したことを確認し、承認されて次のフェーズに移行するといった内容になる。もし、目標を達成していないと判断された場合は、再度前のフェーズを繰り返したり、場合によってはプロジェクトを中止したりすることにもある。もちろん達成の度合いによっては、ライフサイクルマネジメントの観点から次のフェーズでの実施内容を見直した上で、次のフェーズへ移行することもある。
上位組織、ステークホルダーによる承認については、品質管理の手法(規定、ルール)によって、「レビューを実施すること。」と明確に謳われている場合もある。