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1-2 ステークホルダーへのサポート的コミュニケーション(3/3)


ノート:


(5) 途中参加者への情報サービス
プロジェクトが終期にさしかかり、遅れ等が発生する。このとき、プロジェクトの重要な背景情報(コンテキスト)を知らない人々が投入される。これらの人々に対する情報サポートが必要である。従来からのスタッフは消火活動に忙しく、支援者たちの面倒を見ないため、彼らは概ね機能せず単に赤字増加の手伝いをすることが多い。支援者のためのファシリテーターを任命し、必要な情報を与え、支援者を誘導することで、支援活動が有効に機能する。
(6) マイナス情報の収集サービスと予知管理
プロジェクトの失敗の大きな要因の1つに、マイナス情報の収集失敗がある。マイナス情報は早ければ早いほどよい。回復の余地があるからである。これには、マネジャーが常に聞く耳をもつというコミュニケーションの基本を備えていることが求められている。予知管理のできたプロジェクトは、概ね成功している。