情報アーキテクチャとは
- インフォメーションアーキテクトはスキルである!
- よって「知識体系を知り実践する」を繰り返すことで養成できる!
なぜ情報アーキテクチャが必要なのか
- 世界中の情報量が増えた
- 情報を上手に整理したい
- 情報を上手に整理しておけば、ユーザはスムーズに情報にアクセスできる
なぜ情報アーキテクチャなのか(個人的理由)
- 開発標準プロセスを定義してみたら、、、
- 要件定義と設計の間に「情報モデル定義」があり、これが何とも説明が難しい
- どうも「情報」を「設計」しなければならないらしい
- 上手に「情報」を「設計」すればシステム開発はスムーズに進む気がした
- 「知識とは暗黙知と形式知を絶え間なく変換・移転することである」by 野中郁次郎教授「SECIモデル」
- 非常勤講師をすることになった
事例
- 探したい情報がどこにあるのか分からない
- 情報が多すぎて探せない
- 情報の整理の仕方が風変わり
- どのフォルダにファイルを保存したのか分からない
「情報とは何なのか」
なぜ「情報とは何なのか」という問いに答えるのが難しいのか?
(Wikipedia)情報とは
- あるものごとの内容や事情についての知らせのこと
- 文字・数字などの記号やシンボルの媒体によって伝達され、受け手において、状況に対する知識をもたらしたり、適切な判断を助けたりするもののこと
- 生体が働くために用いられている指令や信号のこと。
- (情報科学での用法)価値判断を除いて、量的な存在としてとらえたそれ
情報とは何者なのか?
- 「情報」は抽象的な言葉で実態が無い
- 実態が無いということは、全てに当てはまる
- 「それが情報である」と「定義」すれば全て「情報」になる
- つまり、情報とはどう定義するかで具体的なものになる
- 「暗黙知」として存在していたものに名前を付けたりカテゴリ分けをすると「情報」になる
情報の例
この絵はなんでしょう?
- 「お姉さん」でもあるし「お婆さん」でもある
- つまり、「情報」は人間が認識し定義することで確定する
狭義の情報
- そこにあるだけの情報のことを「素材」と言う
- 価値がある情報のことを「情報」と言う
LATCH法
あらゆる情報は5つの基準で分類できるという考え方
- Location:位置による分類
- Alphabet:アルファベットによる分類
- Time:時間による分類
- Category:分野による分類
- Hierarchy:階層による分類
LATCH法とこうもり問題
こうもりは鳥なのか獣なのか哺乳類なのか。どの分類も正しいという問題。
実は正解はない。
カードソーティング
グループ化または階層化によって情報を分類整理する手法
- カテゴリの作成と、カードのグループ分けを行う
- オープンソート式とクローズドソート式がある
カードソーティング
オープンソート式
- 見出しのないカードソート
- カテゴリ名が決まっていない状態で行う
- 分類をして構造を定義するために行う
カードソーティング
クローズドソート式
- 見出しのあるカードソート
- カテゴリ名がある程度決まった状態で行う
- カテゴリの妥当性を見当するために行う
そして
情報を整理するためのプロセスはパターン化できる。
例
- 見えている情報、共通項を探す
- 見えていない情報、タスクで分類する
- 「誰に」向けた情報かを決める
そして