FIWARE
開発支援室 宮里 忍
2021年07月29日
FIWARE とは
- FIWARE: The Open Source platform for our smart digital future
- スマートなデジタル未来のためのオープンソース・プラットフォーム
- OSSを組み合わせたて作られている
- Smart Solution を開発するための仕組み
FIWARE の Domains
FIWARE の Domains (想定している活用領域)
- Smart AgriFood: 農業食品
- Smart Cities: シティ
- Smart Energy: エネルギー
- Smart Industry: 産業
(FIWARE の Web サイトより引用)
(https://www.fiware.org/about-us/)
NEC が考える FIWARE の特徴
- データモデルの標準化
- 高度なデータ検索
- 標準化されたデータモデルを活用することで高度なデータ検索が可能
- 分散データ管理
- 既存システムとの接続性
(データ利活用型都市経営を実現する情報プラットフォーム:FIWARE より引用)
(https://jpn.nec.com/techrep/journal/g18/n01/pdf/180110.pdf)
FIWARE の構成要素
- Orion Context Broker: データ・エンティティ、Subscription、Registration などのコンテキスト・データ情報を保持する
- Context: 現在の状況
- Subscrption: Context に変更が発生したことを外部に通知する
- Registraton: Context Provider を登録する
- Context Provider: データを提供するもの
- QuantumLeap: 履歴コンテキスト・データを保持する(つまり永続化)
- Comet: 履歴コンテキスト・データを保持する(つまり永続化)
- 沖縄県のFIWAREには QuantumLeap も Comet も搭載されている
- IoT Agent: IoT デバイスとの入出力を行う
- IoT デバイスから受け取ったデータを Orion に中継する
- Orion から受け取った指示(Subscription, notification?)を IoT デバイスに中継する
沖縄県基盤独自仕様
以下が利用可能
- Minio: オブジェクトストレージ
- freeboard: 簡易ダッシュボード
micro:bit
- ハードウエア
- LED
- ボタンスイッチ
- タッチセンサー
- スピーカー
- マイク
- 加速度センサー
- 磁力センサー
- (ネットワーク機能は非搭載?)
- 開発環境
- Microsoft MakeCode: ブロックを組み合わせることでプログラミングする
- Scratch: ブロックを組み合わせることでプログラミングする
- Python(MicroPython): マイコンに最適化された通常のプログラミング言語
ご清聴いただき、ありがとうございました!m(__)m