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3-4-2 ネットワーク手法(1)


ノート:

スケジューリング技法について理解する③
ネットワーク図とは作業の順序関係を示したもので、アロー型とプレシーデンス型がある。アロー型というのはイベントもしくはノード呼ばれる点2つの間の矢印が作業、タスクーを示す。それぞれのイベントに番号がついていて、作業を指す時には例えば作業1-2と呼ぶ。プレシーデンスダイアグラムは箱が作業をあらわす。箱それぞれに番号がついており、タスクー1等と呼び、矢印はこのアクティビティー間の順序をあらわす。この矢印はコンストレイントと呼ばれる。
現在はプレシーデンス型が多く使われており、アロー型は一部の業界で使われているものの、ほとんどがプレシーデンス型になっている。それは恐らくプレシーデンスの方がイメージ的に理解しやすいためであると思われる。一方でアロー型は見るのにコツが必要になり、さらにダミータスクーと呼ばれる、順序制約を表現するためだけの、実体のない作業(矢印)が出てくることもあり、わかりにくくなってしまう。ただし試験問題を作る場合にはどちらからも出題される可能性があり、またこれらの図を使った日程の計算というのは出題しやすいことからぜひとも修得しておくべきである。