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ノート:


再計画はどのようなときに、どうやって実施するのかを理解する
プロジェクトの進捗につれて、スコープや作業量の詳細が明確になり、初期の計画を見直す必要が生じた場合に行い、プロジェクトの完了までのシナリオを再計画することである。再計画をするかどうかの判断基準は、スケジュール上の重要なポイントであるマイルストンの日程に差異が発生した場合。進捗度と進捗計画とに一定基準以上の差異が発生したとき。スコープの変更がスケジュール計画に影響を与えるとき。不確実情報が明らかになり、後続作業の見直しが必要なとき。の以上4つが挙げられる。これらが原因になって再計画が必要になるが、例えば進捗が多少遅れたからといってすぐにスケジュールを立て直すのかというと、そうではない。
ここで言っているのは、これらの4つの項目に対してどの程度のレベルに達したら再計画をするのかというのを、決めておく必要があるということである。進捗が計画に比べてどれだけ遅れてしまったらスケジュールを見直さなければいけないのかということを、初期計画のところに出ていた遂行要領の設定で行う。スケジュール管理要領の策定という中でどういうことが起きたら、どのレベルまで進捗が遅れたら、スコープが変更したらスケジュールの見直しをするのか、再計画をするのかということも決めておかなければならない。