スケジュール達成意識の必要性とどのようにして維持するかを理解する
プロジェクトにおける各作業は関連性をもつことから、ひとつの作業の遅れが他の作業にも影響し、プロジェクト全体が遅れてしまうことになる。つまり誰かの作業が遅れると他の作業の着手が遅れ、スケジュールの遅延はもちろんのこと、その間待ちになっている要員は遊んでしまっていることになり、コスト増にも結びつく。このようなことを防ぐためには無理な計画を立てないことも重要であるが、各作業の責任者全員が納期遵守を強く意識しなければならない。これは指示や伝達だけでは不十分であり、日々の啓発や詳細事項の調整といった配慮が必要になる。つまり日頃からコミュニケーションやチームビルディングの向上に努めなければならない。ひとつの例として、プロジェクトの詳細計画立案時には関係者を集めて調整をしながら実施するのが良いと言われている。自分達で決めたスケジュールであるという意識が、そのまま納期遵守意識につながる。