プロジェクト遂行とコミニュケーション(1)
プロジェクトの円滑な運営には良好なコミュニケーションが不可欠。このコミュニケーションとは「情報の伝達」のこと。
情報は、「創出、収集、伝達(配布)、蓄積(保管)、最終処理 」されるものですから、そのルールも決定しておくことが
必要です。
「関係者」にタイムリーに伝達するためには、まずステークホルダーの分析からはじめます。どんなステークホルダーが居て、
その人たちはどんな情報を必要としているのかを決めなくてはなりません。
フェーズごとに、報告(つまり伝達)の目的が違います。
初期から計画にかけてはチームとしての「共通認識をもつ」ことが中心になります。
実施の段階では、①ベースラインに比しての達成状況を報告するため、②各自のパフォーマンスが向上するような環境を作成するため、③問題が発生したら、関連者にタイムリーに通達できるため、が中心になります。
そして完了段階では、教訓化、データベース化することが眼目となります。