📖 テーマ設定
🔊 音声設定
1.2
1.0
1.0
▶️ 再生コントロール
🎵 BGM設定
0.3
🔔 効果音設定
0.3

終会〜実装完了の宣言

概要

  • 日程: Day 17 / セッション 3
  • 時間: [12:20-12:40]
  • 形式: 演習
  • ゴール: かんばんの全タスクをDoneにし、実装フェーズの完了をチームで宣言できる
  • 学習形式: グループワーク(話す&行う)
  • 本日のテーマ: 実装フェーズを締めくくり、「作る」から「伝える」へ切り替える

進め方(20分)

8日間の実装フェーズ、最後の終会です。今日はいつもの進捗報告ではなく、完了の儀式を行います。

時間 内容
5分 通し確認の最終結果を共有(朝会のDoneの定義と突き合わせ)
5分 かんばんの全タスクをDoneへ移動(残ったカードの行き先を決める)
5分 実装完了の宣言と、チームでの称え合い
5分 明日からの「伝える」フェーズの予告と確認

実装完了の宣言のやり方

  1. リーダーが朝会で合意した「Doneの定義」を読み上げる
  2. 各項目について、確認した人が「OK」と根拠(通し確認の記録)を口頭で報告する
  3. 全項目OKなら、全員で「実装完了」を宣言する
  4. かんばんのDoneレーンに並んだカードを全員で眺める。Day 11からの8日分です

Todoに残ったカードの行き先も決めます。

  • 削った機能・改善アイデア → 「今後の拡張」リストへ(発表とDay 22のKPTの材料)
  • 既知の問題(デモに影響しないもの) → 「既知の問題」リストへ

お互いを称える

最後に1人ずつ、他のメンバーの仕事を1つ具体的に挙げて称えます。「Bさんがデグレード確認を徹底してくれたから、安心して変更できた」のように、行動を名指しで。照れますが、これも「話す&行う」の練習です。

AIにも手伝ってもらえます。

  • 「8日間の実装でチームがやり遂げたことを箇条書きで貼る。明日からの発表準備で使える『開発ハイライト』に整理して」

ここがポイント

  • 完了の宣言は気分ではなく基準で。Doneの定義と突き合わせるから「宣言」になる
  • 明日からは製品に手を入れない。触ってよいのは発表準備で必要な確認だけ(凍結は発表当日まで続く)
  • 「ここを直したい」がまだあるのは良い兆候。それは伸びしろであり、発表の「今後の展望」になる

まとめ

製品は完成しました。明日からは、この製品の価値を「誰の・何が・どう変わるのか」として伝えるフェーズです。作った本人にしか語れない物語を、ペルソナと一緒に届けましょう。

🔄 振り返りチェック

以下の問いに答えられるか確認してみましょう:

  • 「実装完了」と宣言できた根拠(Doneの定義のどの項目をどう確認したか)を言えるか
  • Day 11の最初のスプリントと比べて、自分のできるようになったことを1つ挙げられるか
  • 明日から製品に手を入れてはいけない理由を説明できるか

答えに自信がない場合は、かんばんと通し確認の記録を見返してみてください。

学習ガイド

このセクションは、受講者が理解を深めることをサポートする参考情報です。

想定される質問と回答例

質問 ヒント
Doneの定義を1項目だけ満たせなかった 満たせなかった事実と影響を明確にして「条件付き完了」をチームで合意する。曖昧なまま宣言するより誠実で、発表でも説明できる
発表準備中に不具合を見つけたら直していい? デモ導線上で、修正が小さく、通し確認をやり直せる場合のみ。それ以外は「既知の問題」として回避手順を決める方が安全
称え合いが気恥ずかしい 「行動+助かった理由」の型に乗せると言いやすい。チームで働く力の総仕上げだと思って声に出す

つまずきやすいポイント

つまずきポイント ヒント
残タスクをなんとなくDoneに移してしまう Doneは「完了条件を満たした」の意味。未着手のカードは「対応しない」へ。かんばんの正直さはDay 22の振り返りの質を決める
完了宣言をせず、ずるずる実装を続けたくなる 区切りがないと発表準備に頭が切り替わらない。宣言は「もう作らない」とチームで約束する装置
「今後の拡張」リストを作らずに捨ててしまう 削ったものは発表とKPTの貴重な材料。5分で箇条書きにするだけで、明日からの資産になる
読み上げを開始します...

AIに質問する