終会〜進捗報告と課題共有
概要
- 日程: Day 16 / セッション 3
- 時間: [12:20-12:40]
- 形式: 演習
- ゴール: 残った不具合・未完了タスクを一覧化し、明日の最終日に向けた優先順位を決められる
- 学習形式: グループワーク(話す&行う)
- 本日のテーマ: テスト結果を棚卸しし、「核となる体験」を守る作戦を立てる
進め方(20分)
テストの1日、お疲れさまでした。不具合はいくつ見つかりましたか。たくさん見つかったチームほど、今日は良い仕事をしています。
明日は実装最終日。今日の終会の役目は、残った不具合と未完了タスクをすべて見える化し、明日の優先順位を決めることです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 6分 | 1人1分でテスト結果を報告(確認した範囲・見つけた不具合・直した数) |
| 5分 | 不具合リストと未完了タスクを1つの一覧に統合 |
| 6分 | 明日に向けた優先順位づけ |
| 3分 | かんばん更新と明日の確認 |
優先順位づけの基準
判断軸は1つだけです。発表で見せる「核となる体験」を守れるか。
- デモ導線上で起きる不具合 → 最優先で直す
- デモ導線の外だが、触ると壊れる不具合 → 直せなければ導線から外す・入口を隠す
- あれば嬉しい改善 → 明日はやらない(勇気を持って切る)
AIへの相談例です。
- 「不具合リストと画面遷移図を貼る。デモ導線(この画面の流れ)に関係するものだけ抽出して」
- 「この不具合は明日直すべきか、機能ごと隠すべきか。修正の影響範囲の観点で比較して」
ここがポイント
- 「不具合ゼロ」ではなく「デモが最後まで気持ちよく動く」が明日のゴール
- 報告は数字で。「だいたい確認した」ではなく「チェックリスト24項目中22項目OK、NG2件」
- 今日のなりきり操作で見つけた「迷い・不安」も一覧に含める。文言修正は明日の朝イチで終わる軽作業
まとめ
一覧と優先順位ができていれば、明日は迷わず手を動かせます。明日は新機能の追加は原則禁止。仕上げと安定化に集中する1日です。
🔄 振り返りチェック
以下の問いに答えられるか確認してみましょう:
- 残った不具合と未完了タスクの総数を言えるか
- 明日最初に着手するものと、その理由(デモ導線との関係)を説明できるか
- 「明日やらない」と決めたものを1つ以上挙げられるか
答えに自信がない場合は、一覧をもう一度チームで眺めてみてください。
学習ガイド
このセクションは、受講者が理解を深めることをサポートする参考情報です。
想定される質問と回答例
| 質問 | ヒント |
|---|---|
| 不具合が直せるか分からないまま明日を迎えるのが不安 | 「直す」と「隠す」の両案を持っておく。明日の前半で直せなければ後半は隠す、と時間で区切る作戦が安全 |
| 未完了の機能はどうする? | 昨日の「削る」判断と同じ。中途半端に見えるくらいなら入口ごと外し、発表では「今後の拡張」として語る |
| テストで全部OKだった。明日は何をする? | 疑ってもう一周ではなく、明日の通し確認に進める好位置。デモのデータ整備や見た目の調整に時間を使える |
つまずきやすいポイント
| つまずきポイント | ヒント |
|---|---|
| 不具合リストが個人のメモに散らばっている | 終会で必ず1か所に統合する。明日の朝、誰もが同じ一覧を見て動けるようにする |
| 重大度ではなく「直しやすさ」で優先順位をつけてしまう | 簡単でもデモ導線外なら後回し。難しくてもデモ導線上なら最優先。基準は常に「核となる体験」 |
| 「明日なんとかなる」で優先順位づけを先送りする | 明日は最終日で、判断する余裕はもうない。今日の20分が明日の2時間30分の価値を決める |