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終会〜進捗報告とかんばん更新

概要

  • 日程: Day 11 / セッション 3
  • 時間: [12:20-12:40]
  • 形式: 演習
  • ゴール: 進捗・課題・明日の予定を1人1分で報告し、かんばんをDone/Doing/Todoの実態に合わせて更新できる
  • 学習形式: グループワーク(話す&行う)

導入(1分)

実装初日、お疲れさまでした。最後の20分は「終会」です。今日の事実をチームで揃え、明日の自分たちに引き継ぎます。

終会は1日の棚卸しです。お店が閉店後にレジを締めて在庫を数えるのと同じで、数えずに翌日を迎えると、ずれが膨らみ続けます。

進め方(17分)

  1. 1人1分で報告する(人数×1分)
    • 今日できたこと(かんばんのどのタスクか)
    • 困っていること(必ず1つ。「ありません」は禁止)
    • 明日やる予定
  2. かんばんを実態に合わせて更新する(5分)
    • 完了したタスクをDoneへ。中途半端なものは正直にDoingのまま
    • 新しく見つかった作業はTodoに追加する
  3. チームで今日を一言で振り返る(3分)
    • 「困っていること」のうち、明日の朝会で最初に確認するものを決める

報告の例です。「会員一覧の表示をDoneにしました。困っているのはデータ登録でエラーが消えないこと。明日はAIに相談した内容をもとに登録機能を進めます」。このように、かんばんのタスク名で話すと1分で収まります。

ここがポイント

  • 「できたこと」だけでなく「困っていること」を必ず1つ共有する。この文化を初日に作る
  • 困りごとの共有は弱音ではなくチームへの情報提供。早いほど助けやすい
  • かんばんは見栄を張らない。9割できていてもDoneではなくDoing

コラム

トヨタ生産方式には「アンドン」という仕組みがあります。生産ラインで異常に気づいた作業者は誰でもひもを引いてラインを止められ、止めた人は責められるどころか称賛されます。「問題を隠して流す方が、後で何倍も高くつく」と知っているからです。終会の「困っていること必ず1つ」は、皆さんのチームのアンドンのひもです。

🔄 振り返りチェック

以下の問いに答えられるか確認してみましょう:

  • 終会で報告する3点は何ですか?
  • 「9割できたタスク」はかんばんのどの列に置きますか?
  • 自分が今日共有した「困っていること」は何でしたか?

答えに自信がない場合は、該当部分を読み返すか、AIに質問してみてください。

学習ガイド

このセクションは、受講者が理解を深めることをサポートする参考情報です。

想定される質問と回答例

質問 ヒント
困っていることが本当に思いつかない 「予定よりも時間がかかったこと」「明日少し不安なこと」まで広げて探す。順調すぎる報告こそ要注意
報告が1分で終わらない かんばんのタスク名を主語にする。詳細な議論は終会後に関係者だけで行う
Doneの基準があいまいで迷う 「動作確認まで済んでいる」をチームのDone基準にする。迷ったらDoing

つまずきやすいポイント

つまずきポイント ヒント
かんばん更新を忘れて口頭報告だけで終わる 報告しながらその場でカードを動かす。「動かしてから話す」を習慣にする
困りごとに対してその場で長い議論が始まる 終会では「誰がいつ助けるか」だけ決める。解決は明日の実装時間に行う
遅れている人が報告をぼかす 遅れは人ではなくタスクの問題として扱う。司会が「どのタスクで詰まった?」と事実を聞く
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