Day 8 - 本日のサマリー: 設計漏れを「掘り起こす」日、内部設計書を閉じる日
概要
- 日程: Day 8
- 本日のゴール: CRUD 図と機能設計書を作成し、テーブル定義書・ER 図と合わせて内部設計書を時間内に1冊に閉じる
- 対応する到達目標: No.5
- 本日の成果物: 内部設計書(テーブル定義書、ER 図、CRUD 図、機能設計書)
🧭 今日の航海図(なぜ・なにを・どこへ)
昨日でデータの「入れ物」と「関係」は揃った。今日はそこに「機能とテーブルの対応」と「機能の中身」を加える。CRUD 図はマトリクスの空白から設計漏れを発見する道具で、ここで見つけた漏れは外部設計書まで遡って直す。機能設計書は実装者が迷わない詳細度で「入力チェック・ボタン動作・初期設定・異常系」を書き残す。今日終われば設計の主要成果物が出揃い、明日のプロジェクトマネジメント、そして実装フェーズへ橋がかかる。
⏱ 今日の流れ
| 時間 | セッション | 形式 | このセッションで手に入るもの |
|---|---|---|---|
| 09:30-09:55 | S1 CRUD 図と機能設計の考え方 | 座学 | 設計漏れを発見する5パターンと機能設計の3要素 |
| 09:55-11:00 | S2 CRUD 図の作成 | 実習 | 自チームの CRUD 図と1件以上の設計漏れ検出・修正 |
| 11:00-11:10 | 休憩 | - | - |
| 11:10-12:40 | S3 機能設計書の作成と内部設計書の完成 | 実習 | 主要機能の機能設計書と束ねられた内部設計書一式 |
午前は「漏れの見つけ方を学ぶ → マトリクスで自分の設計を点検する」、午後は「核となる機能の中身を書き切る → 内部設計書として閉じる」リズム。
🎯 今日の成果物
CRUD 図は機能(行)×テーブル(列)の表。例えば「予約作成」行は members:R / shops:R / reservations:C のように埋まる。列に C が無いテーブルは登録機能が漏れている可能性。機能設計書は1機能あたり「概要・関連画面・入力項目(必須/型/桁数/エラーメッセージ)・ボタン動作(番号付き手順)・初期設定・異常系」が埋まっている状態を目指す。「核となる体験」に関わる機能はフル、それ以外は簡易版で OK。最後にテーブル定義書・ER 図・CRUD 図・機能設計書を1つのフォルダに集約して内部設計書とする。
⚠️ 今日のつまずきポイント
各セッションファイルの「つまずきやすいポイント」から特に効きそうなものを抜粋する。
- 全部 R になってしまう(S2): 「画面に表示するだけ=R」「データを変える=C/U/D」と区別する。
- 修正が Day5 まで遡って大ごとに(S2): 大変だが正しい姿。実装が始まってから直すよりずっと安い。漏れを見つけたら外部設計書まで遡って直すのが鉄則。
- 機能設計書を書く時間が無くなる(S3): 30分タイマーで「これ以上は書かない」と切る勇気。後で追記前提でよい。「核となる体験」から優先する。
- 異常系を考え始めると終わらない(S3): 5観点(空入力・桁/形式違反・範囲外・競合・権限)のチェックリストで打ち切る。完璧主義より網羅性を優先。
安心材料: 全機能を完璧に書く必要はない。中・低優先度は簡易版で十分で、実装中に追記しても OK。
🤖 今日の AI の使いどころ
まず自分でマトリクスを埋める → AI に「漏れ」と「実装者が迷う点」を聞く、が今日の基本姿勢。
- 「次の CRUD 図(貼付)から設計漏れの候補を網羅的に挙げて。C/R/U/D の偏りの観点で」
- 「次の機能設計書(貼付)を見て、実装者が迷う点を5件指摘して。異常系は5観点(空入力・桁/形式・範囲・競合・権限)で網羅できているかも確認して」