Day 4 - 本日のサマリー: 「扱う情報」を洗い出し、処理の単位にまとめる日
概要
- 日程: Day 4
- 本日のゴール: 開発テーマに登場する情報を洗い出し、整理・分類して情報モデルを定義できる
- 対応する到達目標: No.3
- 本日の成果物: 情報定義書、情報モデル定義書
今日の航海図(なぜ・なにを・どこへ)
ペルソナとCJMはできた。次に必要なのは「このシステムでどんな情報を扱うのか」の輪郭。今日はCJMから情報を30個以上書き出して整理・分類(情報定義書)し、それを「処理の単位」のまとまり=情報モデルに束ね直す(情報モデル定義書)。今日の成果物が、明日からの外部設計(画面・機能)と来週の内部設計(テーブル・ER図)の入力になる。
今日の流れ
| 時間 | セッション | 形式 | このセッションで手に入るもの |
|---|---|---|---|
| 09:30-09:55 | 情報の洗い出しと整理・分類〜カードソーティング | 座学 | 「整理」と「分類」の違い、カードソーティングの使い分け |
| 09:55-11:00 | 情報定義書の作成 | 実習 | 30個以上の情報項目、カテゴリ分け |
| 11:00-11:10 | 休憩 | - | - |
| 11:10-11:30 | 情報モデルとは | 座学 | 情報モデル=処理の単位という考え方 |
| 11:30-12:40 | 情報モデル定義書の作成 | 実習 | 情報モデル定義書(明日の入力) |
「カテゴリでまとめる午前→処理の単位に再編する午後」の流れ。前日の成果物を必ず開きながら進める。
今日の成果物
夕方に手元にあるのは、情報定義書1枚と情報モデル定義書1枚。
[情報定義書(例)]
| 情報項目 | カテゴリ | 説明 | 由来(CJMのどこ) |
| 会員名 | 会員情報 | 〜 | 認知フェーズ |
| 予約日 | 予約情報 | 〜 | 検討フェーズ |
…30個以上
[情報モデル定義書(例)]
情報モデル: 予約情報
情報項目: 予約ID/会員ID/予約日/状態
関連: 会員情報(多対1)
状態の例: 仮予約/確定/キャンセル
…3〜10個程度
完成した情報モデル定義書をAIに見せて、抜けがないかレビューしてもらってから1日を締める。
今日のつまずきポイント
- 整理せずに分類を始める:「先に整理(捨てる)」のルールを徹底。残すものから決めない。
- 「将来必要かも」で残しすぎ:YAGNI原則。今のテーマで使う分だけ。
- カテゴリ=情報モデルと思い込む:「処理の単位か?」を毎回問う。カテゴリ5個から情報モデル7個になることもある。
- 情報モデルが粗すぎ(全情報1モデル)/ 細かすぎ(20個以上):「同時に消える?」「単独で意味を持つ?」で粒度を判断する。
- 完璧主義になる:80%で次へ。明日以降の作業で必ず気づきが出る。
「カテゴリ」と「情報モデル」は別物。ここを混ぜないことが今日の一番のコツ。
今日のAIの使いどころ
- 情報洗い出しで:CJMをAIに貼り付け、「このジャーニーで扱う情報項目を30個以上、カテゴリ付きで挙げて」と依頼する。出てきたものを必ずチームで取捨選択する。
- 情報モデル定義後に:「この情報モデル群で、抜けている処理単位はあるか?特に状態を持つ情報で見落としがないか」と聞く。AIは「視点提供」、判断はチーム。
まず自分(とチーム)で書く → AIには「候補生成」と「漏れチェック」を任せる。AIレビューに10分以上かけない。