Day 2 - 本日のサマリー: チームで「何を作るか」を決め切る日
概要
- 日程: Day 2
- 本日のゴール: 世の中でまだ解決されていない課題を発見し、情報処理をともなう開発テーマを時間内に決定できる
- 対応する到達目標: No.2(前半)
- 本日の成果物: 「取り組む課題」1つ・「開発テーマ」1つ(選定理由つき)
今日の航海図(なぜ・なにを・どこへ)
今日は22日間で作るものの「題材」を決める日。ここで決めたテーマが、明日以降のペルソナ・設計・実装・発表のすべての土台になる。午前はAIをチームの一員に加えてブレストで課題候補を量産し、午後は「実現可能性×価値」の評価軸で1つに絞り込む。Day 1で決めた合意形成ルールを実際に使う最初の場面。夕方には「誰の・何の・どう変わる」が言えるテーマが手元にある状態を目指す。
今日の流れ
| 時間 | セッション | 形式 | このセッションで手に入るもの |
|---|---|---|---|
| 09:30-09:55 | 情報設計の全体像と「良い課題」の条件 | 座学 | 情報設計の流れ、「良い課題」の前提条件 |
| 09:55-11:00 | AIブレストによる課題の洗い出し | 実習 | 課題候補20個以上のリスト |
| 11:00-11:10 | 休憩 | - | - |
| 11:10-11:35 | 開発テーマの決め方〜情報処理をともなうシステム | 座学 | テーマ評価の2軸(実現可能性・価値)、情報処理の意味 |
| 11:35-12:40 | 取り組む課題と開発テーマの決定 | 実習 | 取り組む課題1つ、開発テーマ1つ、選定理由 |
「広げる午前→絞る午後」のリズム。最後はチームの合意形成ルールが試される。
今日の成果物
夕方に手元にあるのは、課題候補リスト(20個以上)と、そこから絞り込んだ「取り組む課題」「開発テーマ」のセット。
取り組む課題: 〜が〜できなくて困っている(現状の困りごと)
開発テーマ: [誰]の[何]を[どう]するシステム
選定理由: 実現可能性(〇)/価値(〇)/チームの強み(〇)
決定したテーマをAIに説明し、矛盾や弱点を指摘してもらってから1日を締める。
今日のつまずきポイント
- 「解決策」を書いてしまう:「〇〇アプリを作る」ではなく「〇〇ができなくて困る」と困りごとの形で書く。
- 「情報処理」を狭く考えすぎる:数値計算だけでなく、検索・通知・集計・分類も情報処理。
- 決定を先延ばしにする:時間が来たらルールに従って決定。完璧な情報は揃わない。
- 22日間で大規模なものを目指す:「核となる機能1つが動く」が現実的なゴール。
絞り込みで意見が割れるのは健全な証拠。今日のうちに決め切ることが最優先。
今日のAIの使いどころ
- 課題洗い出しで:行き詰まったら「年齢・地域・場面・時間帯」の視点を変えて再質問する。「もっと小さな困りごとを10個」と粒度を指定すると出やすい。
- テーマ決定後に:決まったテーマをAIに見せ、「このテーマの弱点・想定される反論を3つ挙げて」と頼む。リスクを事前に見える化する。
まず自分(とチーム)で書く → AIには「広げる」「叩く」役割を任せる。AIが「ダメ」と言った案でも、チームが理由を説明できれば採用してOK。