Day 18 - 本日のサマリー: スライドを作る前に「ストーリー」を作る日
概要
- 日程: Day 18
- 本日のゴール: 製品の価値から伝えたいことを1〜3つ決め、キャッチフレーズ・プロット・アウトラインを時間内に作成し、声に出して通し読みして流れの飛躍を1件以上修正できる
- 対応する到達目標: No.8
- 本日の成果物: キャッチフレーズ、プロット(Before / 3つの石 / After)、ホールパート法に沿ったアウトライン(時間配分・スライド枚数目安・デモ位置入り)
🧭 今日の航海図(なぜ・なにを・どこへ)
昨日まで「作る人」だった皆さんが、今日から「伝える人」に切り替わります。良い製品も伝わらなければ世の中にとっては存在しないのと同じ。今日からの4日間の最初の1日は、すべての土台になるストーリー設計です。プレゼン作成の5ステップ(伝えたいこと→キャッチフレーズ→プロット→アウトライン→各ページ)のうち、今日はステップ1〜4。スライドは明日Day19までお預けです。順番が9割。
⏱ 今日の流れ
| 時間 | セッション | 形式 | このセッションで手に入るもの |
|---|---|---|---|
| 9:30-10:00 | プレゼン手法〜ホールパート法とストーリー設計 | 座学 | プレゼン5ステップ、ホールパート法、例え話・発問・質問対応の3テクニック |
| 10:00-11:00 | 伝えたいことの決定とキャッチフレーズ作成 | 実習 | 「誰の・何が・どう変わる」テンプレートに沿ったキャッチフレーズ |
| 11:10-12:40 | プロットとアウトラインの作成 | 実習 | Before→3つの石→Afterのプロット、時間配分つきアウトライン |
座学で型を学び、ペルソナとCJMに立ち返ってキャッチフレーズを生み、最後に骨組み(アウトライン)を音読で点検する流れです。
🎯 今日の成果物
完成イメージ: 表紙にもまとめにも使える「誰の・何が・どう変わる」のキャッチフレーズが1つ確定。Before(聴衆の今)→3つの石(メッセージ)→After(聴衆の理想)のプロットが書かれ、ホールパート法の7セクション(つかみ・全体・パート1〜3・まとめ・Q&A)に時間配分とスライド枚数目安、デモ位置まで割り当てられている。チームで声に出して通し読みし、論理の飛躍を最低1件は修正済み。
例: 「『子育て中の30代女性の、献立を考える毎日30分が、冷蔵庫の写真1枚で3分になる』をキャッチフレーズに確定。10分プレゼンのアウトラインができ、音読でパート1→パート2の橋が抜けていたのを修正」
⚠️ 今日のつまずきポイント
- いきなりPowerPointを開いてしまう: 紙とペンでアウトラインを書き終わるまでPCを閉じる。今日はスライド禁止
- 「伝えたいこと」が多すぎる: 1〜3つに絞る。多いほど印象に残らない。「全員に役立つ」と書いたらペルソナ1人の名前を頭に置き直す
- 機能の説明をキャッチフレーズにしてしまう: 主語をペルソナに変える。「我々の製品は〜」を禁句にする
- プロットを書かずにアウトラインから始める: プロットなしのアウトラインは「話す順番」だけで、聴衆を動かせない
- 時間配分を書かない: 必ず分単位で書く。本番で1セクションに引きずられないため
- 通し読みをスキップ: 「黙読でわかるから」は罠。音読でしか発見できない飛躍がある
安心材料: 「誰の・何が・どう変わる」の答えは、過去の成果物(ペルソナ・CJM)の中に全部あります。新しく考える必要はありません。
🤖 今日のAIの使いどころ
「拡散→収束」を意識します。AIには案を出させる・レビューさせるのが仕事、決めるのはチームです。
- 「私たちは『○○』を作りました。キャッチフレーズを10案出してください。条件は『誰の・何が・どう変わる』を満たし、15秒以内で言えること。各案の良い点と弱点も」
- 「以下のキャッチフレーズ案を、4条件(短い・具体的・感情に訴える・記憶に残る)で5点満点採点して」
- 「以下のアウトラインを評価して。論理の飛躍・抜け・重複があれば指摘して」
AIに丸投げしてキャッチフレーズを決めるのはNG。10案出させて、4条件で採点して、チーム投票で1つに絞ります。