朝会〜中間発表当日の確認
概要
- 日程: Day 14 / セッション 01
- 時間: [9:30-9:40](10分)
- 形式: 演習(グループワーク)
- ゴール: 中間発表の役割分担とタイムテーブルをチームで確認し、各メンバーの担当パートと持ち時間を口頭で言える状態にする
- 行動: 役割分担表とタイムテーブルを声に出して読み合わせる
- 条件: 10分以内に、議事録テンプレに沿って
- 基準: 全員が自分のパート・持ち時間・登壇順を1文で言える
- 学習形式: グループワーク(AIサポートあり)
導入(5分)
今日は中間発表の日です。緊張している人もいるかもしれません。でも、最初に一つだけ確認させてください。
中間発表は「採点される場」ではなく「フィードバックをもらう場」です。
採点だと思うと、できないことを隠したくなります。フィードバックの場だと思えば、困っていることほど積極的に出したほうが得です。他チームや講師からアイデアをもらえる絶好の機会だからです。
この10分の朝会では、発表でアタフタしないために、誰が何を話すのか、何分話すのか、デモは誰が操作するのか、を最終確認します。「あれ、誰が話すんだっけ?」が本番中に起きるのが最悪のシナリオ。それを今ここで潰します。
本編(20分相当の内容を凝縮)
1. 中間発表当日の朝会フォーマット
10分の朝会は短いです。でも、フォーマットが決まっていれば10分は十分長い。今日のフォーマットはこうです。
ポイントは「順番を変えない」こと。順番を変えると忘れる項目が出ます。決まった型を毎回回す。これが朝会の力です。
コード例・実例
議事録テンプレ(コピペして使えるMarkdown)
# Day14 朝会議事録
日付: YYYY-MM-DD / 開始: 09:30 / 終了: 09:40
出席: 〇〇, 〇〇, 〇〇, 〇〇
## 1. 昨日の困りごとの解決状況
- [ ] (例) デモ環境のデータ投入 → 解決済み(〇〇が対応)
## 2. 役割分担(中間発表)
| 順番 | 担当 | パート | 持ち時間 |
|-----|------|--------|---------|
| 1 | 〇〇 | 表紙とテーマ紹介 | 1分 |
| 2 | 〇〇 | 進捗(数字で報告) | 2分 |
| 3 | 〇〇 | デモ実演 | 2分 |
| 4 | 〇〇 | 課題と相談事項 | 1分 |
## 3. デモ手順
1. ブラウザで http://〜 を開く
2. 〇〇画面でログイン(ID: demo / PW: ...)
3. 〇〇機能を実行
4. 結果画面まで遷移
## 4. 機材・接続・データチェック
- [ ] プロジェクタHDMI接続OK
- [ ] WiFi接続OK
- [ ] デモ用データ投入済み
- [ ] バックアップ動画/スクショ準備済み
## 5. 一言意気込み
- 〇〇: 「数字で正直に伝える」
- 〇〇: 「質問は全部メモする」
ここがポイント
朝会の最大の敵は「だらだら話す」ことです。チェックリスト形式にして「Yes/No」「やった/やってない」で答えられるようにする。雑談は終会か昼休みに回す。
コラム
朝会(デイリースタンドアップ)は、その名の通り「立ったまま」やるのが本来のスタイルです。スクラム開発の慣習で、座ると長くなるから立つ。トヨタの「立ち会議」が起源とも言われています。10分のはずが30分になる、を防ぐ知恵です。今日は座って構いませんが、「立ったままでも終わる議題か?」を判断基準にしてみてください。
2. 「フィードバックをもらう場」というリフレーミング
中間発表で発表者が陥りがちな罠は、「うまくいっているフリ」です。これをやると、もらえるはずだったフィードバックが消滅します。
困っていることを正直に出すほうが、結果として得をします。発表前にチームで「今、何に困っているか」を1つ言語化しておきましょう。これが今日の最大の準備です。
ここがポイント
「困っている」を伝えるときは、「〇〇画面で〇〇ボタンを押したときの動作が、設計と合っていません。原因の仮説は〇〇です」のように、具体的に。「なんかうまくいきません」だと、助ける側もエスパーになれません。
💬 AIに聞いてみよう
朝会の準備で迷ったら、AIに以下のように聞いてみてください。
- 「中間発表でフィードバックをもらいやすい『困りごとの伝え方』のテンプレートを3つ出して」
- 「以下の役割分担に抜けがないかチェックして:(表をコピペ)」
- 「10分の朝会で必ず確認すべき項目を箇条書きで」
実習・演習
課題
チームで上の議事録テンプレに沿って実際に朝会を回してください。タイマーを10分にセット。終了時点で「役割分担表」「タイムテーブル」「デモ手順」「機材チェック」「困りごと1つ」が議事録に埋まっていればOK。
成果物
記入済み朝会議事録(Markdownでもホワイトボード写真でも可)
ヒント
時間が余ったら「想定される質問」を3つだけ予測しておく。時間が足りなければ「機材チェック」を優先。資料修正は次のセッションで行えます。
まとめ(5分)
朝会の目的は「今日の動きを揃える」こと。10分でやり切るために、フォーマットを守る。中間発表は「フィードバックをもらう場」で、困っていることほど正直に出す。次のセッションで発表資料を仕上げます。
🔄 振り返りチェック
- 自分の担当パートと持ち時間を1文で言えますか?
- デモ手順を見ずに第一ステップを言えますか?
- 今チームが困っていることを1つ、具体的に言えますか?
補足資料
- 参考: アジャイル開発における「3つの質問」(昨日やったこと/今日やること/困っていること)
- 発展課題: 朝会議事録を毎日同じテンプレートで残し、Day15以降の朝会で改善点をAIに聞いてみる
学習ガイド
想定される質問と回答例
| 質問 | ヒント |
|---|---|
| 10分で全部終わらない場合は? | フォーマットを守り「機材チェック」を優先。雑談・議論は終会へ。司会が時間を切る |
| 発表で失敗したらどうする? | デモが動かない時用にスクショ・動画を準備。「ここはこう動く予定です」と説明できればOK |
| 困りごとがないチームは? | それは隠れている可能性大。「中間発表後にやりたいけど時間が足りなさそうなもの」を出す |
つまずきやすいポイント
| つまずきポイント | ヒント |
|---|---|
| 役割が決まっていない | 立候補で決まらなければじゃんけん。10分の朝会で議論しない |
| 「順調です」と言いたくなる | 数字で言う訓練。「タスク7/10完了、残り3つはデモ未動作」のように |
| デモ環境が不安 | バックアップ手段(スクショ・動画)を必ず1つ準備。本番でも安心材料になる |