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確認テスト実施

概要

  • 日程: Day 4 / セッション 07
  • 時間: 14:10-14:40
  • 形式: テスト(個人ワーク)
  • ゴール: 研修全体(到達目標No.1〜6)の知識を確認テスト20問で計測し、自分の弱点領域を1つ以上特定できる
  • 学習形式: 個人テスト(AIに採点と解説をしてもらう)

導入(5分)

このテストは点数を競うためのものではありません。自分が4日間で何を身に付けたか、どこが曖昧なまま残っているかを可視化する道具です。間違えた問題こそ価値があります。次のセッション(Session08)はそこを重点復習する時間です。

ルールはシンプル:

  • 全20問、25分で解く
  • 教材を見返してOK(実務でも資料を見るので)
  • AIに「答え」を聞くのはNG、ただし「言葉の意味」を聞くのはOK
  • 終わったら自己採点し、AIに解説してもらう

問題は次の6領域から偏らないように配分しています。

到達目標 領域 問題数
No.1 IAの定義・価値・可視性・多義性 3
No.2 ペルソナ・LATCH・カードソーティング 4
No.3 情報定義書・情報モデル・状態遷移 3
No.4 機能・プレゼンテーション抽出 3
No.5 REST API・UI/ロジック分離 3
No.6 DOA/MDA/SOA/ROA/OOAD・MVC/MVVM/DDD 4

問題形式は 選択式 / 穴埋め / 記述 の混合です。


確認テスト本編(25分)

【No.1領域:IAの定義・価値・可視性・多義性】

問1(選択式)

情報アーキテクチャ(IA)の定義として最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア. データベース設計のための専門技術
  • イ. 誰に価値を提供するかを決定し、ソフトウェアの構造に落とし込む手法
  • ウ. ユーザーインタフェースのビジュアルデザイン手法
  • エ. ネットワーク機器の物理配置を設計する技術

問2(穴埋め)

情報の3つの特性とは、( ① )・( ② )・( ③ )である。①は誰のものかという観点、②は見える/見えないという観点、③は同じ情報が違う意味を持つ観点である。

問3(記述)

「データ」と「情報」の違いを、具体例を1つ挙げて自分の言葉で説明しなさい(2〜3文)。


【No.2領域:ペルソナ・LATCH・カードソーティング】

問4(選択式)

ペルソナを定義する目的として最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア. 開発スケジュールを短縮するため
  • イ. 「誰のための情報か」を明確にし、こうもり問題を解決するため
  • ウ. データベース設計を簡素化するため
  • エ. UIのカラースキームを決めるため

問5(穴埋め)

LATCH法の5つの分類軸は、L=( ① )、A=( ② )、T=( ③ )、C=( ④ )、H=( ⑤ )である。

問6(選択式)

カードソーティングについて正しい説明を1つ選びなさい。

  • ア. ソートアルゴリズムの一種である
  • イ. 情報カードを並べ替えて分類体系を見つけ出す手法である
  • ウ. データベースのインデックス最適化手法である
  • エ. UIテストの自動化手法である

問7(記述)

「整理」と「分類」の違いを1文ずつで説明しなさい。


【No.3領域:情報定義書・情報モデル・状態遷移】

問8(選択式)

情報モデルを構成する3つの観点として正しい組み合わせを選びなさい。

  • ア. 入力・処理・出力
  • イ. 属性・関係・制約
  • ウ. 機能・性能・運用
  • エ. クライアント・サーバ・データベース

問9(穴埋め)

情報モデルの状態遷移を定義することで、必要な( ① )(CRUDなど)と( ② )(画面など)を抽出できる。

問10(記述)

「情報定義書」「情報モデル」「状態遷移図」の3者の関係を、流れで説明しなさい(2〜3文)。


【No.4領域:機能・プレゼンテーション抽出】

問11(選択式)

状態遷移から抽出される基本的な5つの機能として正しい組み合わせを選びなさい。

  • ア. ログイン・ログアウト・登録・課金・通知
  • イ. 新規入力・1件表示・一覧表示・更新・削除
  • ウ. 起動・停止・再起動・更新・診断
  • エ. 受信・送信・転送・保存・削除

問12(穴埋め)

「プレゼンテーション」とは( ① )のことを指し、状態遷移から1機能につき1〜複数の( ① )が抽出される。

問13(記述)

「情報の設計」と「システムの設計」を分離する利点を、2つ以上挙げて説明しなさい。


【No.5領域:REST API・UI/ロジック分離】

問14(選択式)

REST APIの特徴として誤っているものを1つ選びなさい。

  • ア. URLでリソースを表現する
  • イ. HTTPメソッド(GET/POST/PUT/DELETE)で操作を区別する
  • ウ. サーバが各リクエストに対して状態を持ち続ける(ステートフル)
  • エ. データのやりとりにJSON等の汎用フォーマットを使う

問15(穴埋め)

REST APIにおいて、新規作成は( ① )、1件取得や一覧取得は( ② )、更新は( ③ )、削除は( ④ )のHTTPメソッドを使うのが一般的である。

問16(記述)

UIとロジックを分離する利点を、開発の並行性と保守性の観点から説明しなさい(2〜3文)。


【No.6領域:DOA/MDA/SOA/ROA/OOAD・MVC/MVVM/DDD】

問17(選択式)

ROA(Resource Oriented Architecture)の説明として最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア. データを中心に設計を行う
  • イ. プロセス(業務手順)を中心に設計を行う
  • ウ. リソースを中心に設計し、RESTと親和性が高い
  • エ. オブジェクト同士のメッセージ交換を中心に設計を行う

問18(穴埋め)

3層アーキテクチャは、( ① )層・( ② )層・( ③ )層の3つで構成される。

問19(選択式)

MVCの各役割の説明として正しい組み合わせを選びなさい。

  • ア. Model=画面、View=ビジネスロジック、Controller=データ
  • イ. Model=データとビジネスロジック、View=画面、Controller=入出力の調整
  • ウ. Model=入力検証、View=データ、Controller=画面
  • エ. Model=サーバ、View=クライアント、Controller=通信

問20(記述)

DDD(ドメイン駆動設計)の中核概念である「ユビキタス言語」とは何か、また何のために用いるのかを自分の言葉で説明しなさい(2〜3文)。


模範解答と解説

問1(正解:イ)

IAの本質は「誰に価値を提供するかを決め、ソフトウェアの構造へ落とす」こと。データベース・デザイン・ネットワークはIAの一部に関係するが、本質ではない。

問2

①価値 ②可視性 ③多義性
「価値は誰のもの?」「見える情報と見えない情報」「同じ情報が違う意味を持つ多義性」の3観点。

問3

解答例:データは個別の事実(例:「気温30度」という数値)、情報はそれが特定の文脈で意味を持つもの(例:「30度は今日の最高気温で、熱中症警戒レベル」)。データに文脈と解釈が加わると情報になる。

問4(正解:イ)

ペルソナの目的は「誰のための情報か」を明確化し、こうもり問題(同じ情報が複数の意味を持つ)を解決すること。

問5

①Location(位置) ②Alphabet(アルファベット順) ③Time(時間) ④Category(カテゴリ) ⑤Hierarchy(階層)
リチャード・ソール・ワーマンが提唱した5つの分類軸。

問6(正解:イ)

カードソーティングは、ユーザに情報カードを並べ替えてもらい、自然な分類体系を発見する手法。IAやUX設計でよく使われる。

問7

解答例:「整理」は不要なものを捨てて並べる行為。「分類」は残ったものを観点で束ねてカテゴリ分けする行為。

問8(正解:イ)

情報モデル=属性(attribute)・関係(relationship)・制約(constraint)の3つ。

問9

①機能 ②プレゼンテーション
状態遷移を可視化することで、必要なCRUD機能とそれを操作する画面(プレゼンテーション)が芋づる式に出てくる。

問10

解答例:情報定義書はテーマで扱う情報の一覧。そこから「属性・関係・制約」を抽出して情報モデルへ整える。情報モデルの取り得る状態と遷移を図に表したものが状態遷移図で、そこから機能・プレゼンテーションが導かれる。

問11(正解:イ)

新規入力・1件表示・一覧表示・更新・削除の5機能が、CRUDから自然に出てくる基本機能。

問12

①画面(ユーザインタフェース)
プレゼンテーションは「画面・表示」を指す。1機能が複数画面を持つこと、複数機能が1画面を共有することもある。

問13

解答例:① 担当者を分けて並行開発できる、② 技術選定(フレームワーク変更等)を片方だけ差し替えやすい、③ 情報側の変更がシステム実装に過剰に波及しない、④ テストや再利用が容易になる、などから2つ以上。

問14(正解:ウ)

RESTはステートレス(サーバが状態を持たない)が原則。各リクエストは独立して処理される。

問15

①POST ②GET ③PUT ④DELETE
(PATCHを部分更新で使うこともあるが、研修ではPUTを基本とする)

問16

解答例:UIとロジックを別チームで並行開発でき、リリースまでの時間を短縮できる。また、UIフレームワーク変更やロジック実装言語の差し替えが片方だけで済むため、保守と技術更新が容易になる。

問17(正解:ウ)

ROAはリソース指向。URLでリソースを表現し、HTTPメソッドで操作するRESTと考え方が一致する。
(ア=DOA、イ=POA、エ=OOADに近い)

問18

①プレゼンテーション ②ロジック(アプリケーション、ビジネスロジック) ③データ
順不同。プレゼンテーション層/ロジック層/データ層の3層が基盤。

問19(正解:イ)

Model=データとビジネスロジック / View=画面表示 / Controller=入出力の調整役。
MVVMはControllerの代わりにViewModelがバインディングを担う。

問20

解答例:ユビキタス言語とは、ドメインエキスパート(業務に詳しい人)と開発者が共通して使う統一された言葉のこと。コードや設計書、会話まで全てで同じ語彙を使うことで、認識ズレと翻訳コストを減らし、ドメインモデルとシステム実装の乖離を防ぐ。


採点と振り返り(自己採点用)

各問の配点目安:選択式・穴埋め=5点、記述=7点。合計100点満点。

得点帯 目安
90点以上 全領域で説明できる。発表でリーダー役になれるレベル
70〜89点 概ね理解。1〜2領域に弱点。Session08で重点復習
50〜69点 基礎は掴めているが説明には不安が残る。Session08で再構築
50点未満 該当領域を教材で読み返し、AIに「もう一度初心者向けに」と聞く

AIに採点と解説してもらう

# 依頼
私の回答を採点し、間違えた問題は理由と正解、関連する概念を初心者向けに解説してください。

# 問題と私の回答
問1: 私の答え=( )
問2: 私の答え=( )
…
問20: 私の答え=( )

# 模範解答(参照用)
(教材の模範解答を貼る)

# 出力形式
- 各問のOK/NG
- NGだった問題ごとに「なぜ間違えたか」「正解」「関連する考え方」
- 弱点領域のサマリ

🔄 振り返りチェック

  • 自分が苦手な領域を1つ特定できましたか?
  • 模範解答を見て「自分の言葉で言い直す」と説明できますか?
  • 次のSession08で重点復習するテーマを3つ書き出せますか?

学習ガイド

想定される質問と回答例

質問 ヒント
教材を見ながら解いていい? OK。実務でもドキュメントを見るのが普通
記述問題の点数の付け方は? キーワードと因果の正しさで自己評価。AIに第三者判定を頼んでもよい
満点を目指すべき? 目的は弱点発見。間違えた問題に価値がある

つまずきやすいポイント

つまずきポイント ヒント
暗記で答えようとして詰まる 概念の「理由」を思い出すと芋づる式に出てくる
記述で長文を書きすぎる 2〜3文の凝縮を意識。長さは評価対象でない
間違いを引きずってモチベ低下 間違い=Session08で伸ばせる伸びしろ。前向きに
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