Day 2 - 本日のサマリー: 情報を「モデル」にする1日
概要
- 日程: Day 2
- 本日のゴール: 整理分類済み情報定義書をもとに(条件)、情報モデルと状態遷移図を作成し(行動)、そこから機能一覧とプレゼンテーション一覧を漏れなく抽出できる(基準: 主要な情報モデル1つにつきCRUD由来の機能5種とワイヤーフレーム1枚以上)
- 対応する到達目標: No.3, No.4
- 本日の成果物: 情報モデル一覧、情報モデルの状態遷移図、機能一覧、プレゼンテーション一覧、非機能要件一覧書、ワイヤーフレーム(モックアップ)
🧭 今日の航海図(なぜ・なにを・どこへ)
昨日作った情報定義書は「人間のための情報」です。今日はそれを「コンピュータで扱える形」=情報モデルに変換します。面白いのは、情報モデルの状態遷移を書くと、必要な機能と画面が“自動的に”抽出できることです。今日が終わる頃には、情報モデル・状態遷移図・機能一覧・プレゼンテーション一覧・ワイヤーフレームが揃い、「情報の設計」から「システムの設計」が導かれる流れを一気通貫で体験しています。
⏱ 今日の流れ
| 時間 | セッション | 形式 | このセッションで手に入るもの |
|---|---|---|---|
| 9:00-9:30 | モデルとは 情報モデルとは | 座学 | モデリングの4要素と「橋渡し役」の視点 |
| 9:30-10:30 | 情報モデルの抽出 | 実習 | 自分のテーマの情報モデル図(3個以上) |
| 10:45-11:15 | 状態遷移とCRUD | 座学 | 状態遷移から機能が出てくる仕組み |
| 11:15-12:00 | 状態遷移から機能とプレゼンテーションを抽出する | 演習 | 状態遷移図・機能一覧・プレゼンテーション一覧 |
| 13:00-13:30 | 開発モデルと開発工程 | 座学 | 開発工程の地図と現在地 |
| 13:30-14:15 | 非機能要件の定義 | 演習 | 非機能要件一覧書(5項目以上) |
| 14:30-15:00 | ユーザインタフェースの基礎 | 座学 | UIの種類とWebブラウザの構成要素 |
| 15:00-16:00 | ワイヤーフレームとモックアップ作成 | 実習 | 主要画面のワイヤーフレーム(2枚以上) |
午前は情報モデルづくりに集中し、午後は開発工程・UIへ視野を広げて画面の形に落とし込む1日です。
🎯 今日の成果物
夕方には、たとえば「支出記録」モデルについて、状態遷移図から「新規入力・1件表示・一覧表示・更新・削除」の機能5種が抽出され、それに対応する入力画面・一覧画面のワイヤーフレームが手元にあります。昨日の情報定義書の一行一行が、画面の部品にまで繋がっている状態です。
⚠️ 今日のつまずきポイント
- 情報モデルに「機能」や「画面」を混ぜてしまう: モデルに書くのは情報の属性・関係・制約だけです。「登録ボタン」が出てきたらそれは画面の話。昨日の「情報と機能の区別」が今日も効いてきます。混ざるのはよくあることなので、気づいたら分けるだけでOKです。
- 状態遷移図を画面遷移図として書いてしまう: 主語は「画面」ではなく「情報モデル」です。「支出記録が未登録→登録済み→更新済み」のように、情報の状態を書きます。画面が主語になっていたら、AIに「これは状態遷移図と画面遷移図のどちらになっている?」と確認してみましょう。
🤖 今日のAIの使いどころ
- まず自分でモデルを抽出してから、「この情報モデルの属性と制約条件をレビューして。抜けている観点は?」と壁打ちする
- レビュー工程では「あなたは私のペルソナ(プロフィールを貼る)です。この機能一覧で困ることは?」とペルソナ役を演じてもらう
今日も「まず自分で書く → 詰まったところだけ聞く」の順序で。AIの提案を丸呑みするとモデルが肥大化するので、採否は必ず自分で判断しましょう。