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ethereumブロックチェーンの構築(Ganache編)

Ganacheを使用してethereumブロックチェーンを構築し、gethでブロックチェーンに接続して採掘、送金、スマートコントラクトを実行するハンズオンです。

Ganacheとは?

Ganache は ethereum に対応した開発用ノード(ブロックチェーン)です。アプリケーションをインストールするだけで、すぐに ethereum ブロックチェーンを利用した開発が始められます。また、デフォルトで採掘が自動的に行われますので、必要なトランザクションは自動的に処理されます。

Ganacheはアプリケーションとして配布されており、アプリケーションをインストールするだけで簡単にethereumブロックチェーンを開発できます。 Linux、macOS、Windows 用のパッケージが公開さています。

お使いの環境に合わせて Ganache パッケージをダウンロードし、インストールしてください。

Ganache が起動したら「QUICKSTART」をクリックしてください

すると、以下のようなウィンドウが立ち上がります。

起動した段階で既に10アカウントが作成されており、それぞれに 100 ETH 割り振られています。

後ほど、この Ganache の ethereum ブロックチェーンに geth でアクセスする際、このウィンドウにある「RPC SERVER URL」のを使用します。(下図参照)

また、一番上のアカウントの PRIVATE KEY を後ほど使用しますので、メモしておいてください。(下図参照)

「起動」の手順で確認した「RPC SERVER URL」を使用して、以下のようにコンソール接続することができます。

geth --nodiscover attach http://127.0.0.1:7545

ガス代(手数料)がかかるトランザクション処理や送金を行うためには、アカウントをアンロックする必要があります。「起動」の手順で確認した「PRIVATE KEY」を使用して、以下のようにアカウントのアンロックができます。

> personal.unlockAccount(eth.accounts[0])
Unlock account 0xd236df380900a967dcc8a229f6a27bd03c330c6d
Passphrase:
true

今後、必要に応じてアカウントアンロックを実施してください。