大乗仏教の重要な思想体系である唯識(Vijñapti-mātratā)について、その歴史的形成過程、八識説・三性説・五位百法などの基本教理、および転識得智に至る修行論を体系的に学習する。瑜伽行唯識学派の主要文献を読解し、唯識思想の現代的意義と深層心理学との関連について考察する力を養う。
所要時間:35時間
| No. | 到達目標 | 評価基準 |
|---|---|---|
| 1 | 唯識思想の基本概念と歴史的背景を説明できる | 瑜伽行唯識学派の成立と展開、主要論師について説明できる |
| 2 | 八識説の構造と各識の機能を説明できる | 前五識・意識・末那識・阿頼耶識の特徴と相互関係を説明できる |
| 3 | 種子説と薫習のメカニズムを理解している | 種子生現行・現行薫種子の循環構造を説明できる |
| 4 | 三性説・三無性説の内容を説明できる | 遍計所執性・依他起性・円成実性の意味と関係を説明できる |
| 5 | 五位百法の分類体系を理解している | 心王・心所・色法・心不相応行法・無為法の分類を説明できる |
| 6 | 転識得智の修行論を説明できる | 凡夫から仏への転換プロセスを説明できる |
| 7 | 唯識の根本文献を読解できる | 『唯識三十頌』『成唯識論』の基本構造と内容を説明できる |
| 8 | 唯識思想の現代的意義を考察できる | 深層心理学や現代思想との関連を論じることができる |