====== 方式 ====== ===== デシジョンツリー ===== * 意思決定の“決定”や命題判定の“選択”、物事の“分類”などを多段階で繰り返し行う場合、その「分岐の繰り返し」を階層化して木で表したグラフ。 * あるいはその構造モデル。 例)XがいくらだとツールAの期待値が大きくなるか ツール─┬─A(費用120万円)─┬─60%─効果が大きい(効果X万円) │ └─40%─効果が小さい(効果90万円) └─B(費用60万円)──┬─60%─効果が大きい(効果120万円) └─40%─効果が小さい(効果60万円) * Aの期待値: (60%*X+40%*90) - 費用120 = 60%*X+36 - 120 = 60%*X - 84 * Bの期待値: (60%*120+40%*60) - 費用60 = 72 + 24 - 60 = 36 * 60%*X - 84 = 36 * 60%*X = 120 * X = 120 * (100/60) ← 60%を右辺に移項 * X = 200 ====== 用語 ====== ===== プロジェクトスコープ記述書 ===== * プロジェクトの要素成果物と作業を詳細に記述したもの。 * スコープ・ベースラインの一部となる。 ===== 期間の調整 ===== * クラッシング:クリティカル・パス上のアクティビティに追加資源を投入する。 * クラッシングを行うことにより、クルティカル・パスが変更になる可能性があるため、クラッシング後に再度クリティカル・パスを算出しなければなりません。 * ファスト・トラッキング:順番に行うべきアクティビティを並行して行うこと。 * 机上仮説と実際では効果が大きく異なる場合がありますから、無理のない範囲で行うことが必要です。 ===== IFPUG法 ===== * FP法のひとつ。 * データベースの数に加え、システムに対するトランザクションの数もカウントする。 * トランザクションファンクションに該当するもの:外部入力、外部出力、外部参照 * データファンクションに該当するもの:外部インタフェースファイル、内部論理ファイル ===== RACIチャート ===== * プロジェクトや何らかの工程をチームあるいは人々に役割分担させる際に使用される図の一種である。 * 複数の組織が共同で行うプロジェクトなどで、役割分担を明確化するのに特に有効とされる。 * Responsible(実行責任者):タスク達成のために働く責任者。複数のリソースについて責任を持つことがある。 * Accountable(説明責任者):タスクの正しい完了について外部からの問合せに対して責任を持って対応する。各タスクの窓口は1つでなければならない。 * Consulted(協業先):意見を求められる者。双方向の対話。 * Informed(報告先):進捗を常に把握している者。一方向の通信。 ===== ロゴラベル ===== * FSC認証ロゴマーク * FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)  * 森林管理をある基準に照らし合わせ、それを満たしているかどうかを評価・認証していく制度。 * グリーンマーク * 古紙を原料に再生利用した製品のための目印。 * 環境ラベリング制度の一つ。 * 国際エネルギースターロゴ * OA機器の省エネルギーのための国際的な環境ラベリング制度。 * 日本で運用する際の制度名称。経済産業省がアメリカ環境保護庁(EPA)との相互承認の元で運営している。 * 統一省エネラベル * 家電製品の省エネルギー性能に関する表示。 * 財団法人省エネルギーセンターが提供 ===== 指令 ===== * ISO14001 * 環境マネジメントシステムに関する国際規格 (IS) 群の総称 * 環境ISO * 国際標準化機構 (ISO) が発行 * RoHS指令 * 電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令 * WEEE指令 * 電気・電子機器についての収集・リサイクル・回収目標 * グリーン購入法 * 国等の公的機関が率先して環境物品等(環境負荷低減に資する製品・サービス)の調達を推進する * 環境物品等に関する適切な情報提供を促進する ===== 日本工業標準調査会 ===== * JIS * Japanese Industrial Standards Committee、略称:JISC * 工業標準化法の規定により経済産業省に設置される審議会。 ===== Webアクセシビリティ ===== * 年齢や身体的制約・利用環境などにかかわらず、Webサイトにアクセスできサイト内を利用できるように配慮する設計方針。 * 色だけの判別は、目に身体的制約を持つユーザへの配慮が足りない点に注意。