====== 方式 ====== ===== 鍵暗号 ===== * 公開鍵暗号方式で n人が相互に通信を行う場合に必要な鍵数は 2n * 共通鍵暗号方式で n人が相互に通信を行う場合に必要な鍵数は n(n-1)/2 * 1対nの暗号化通信を行うのに適しているのが公開鍵暗号方式です。暗号化と復号に異なる鍵を使用し、暗号化鍵は誰もが使用できるように公開し(公開鍵)、復号鍵は受信者が厳重に管理します。(秘密鍵) ===== PPM ===== * PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント) * [[http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/kj1-ppm/|参考]] * 自社製品を4つの象限に位置づけることにより,それぞれにどのように経営資源を配分するべきかを示す * 問題児 * 導入期から成長期にある製品は,成長のために大きな投資を必要とします。それによってシェアを拡大でき成長も高ければ花形製品になりますが,シェア確保ができないうちに成長が低下すると負け犬になってしまいます。新製品の開発への研究投資,成長予測や自社能力を考慮した製品選択をした重点投資が必要です。 * 花形製品 * 自社のシェアが高く成長率が高いので代表的製品です。それによる収入も多いのですが,成長が急速なのでそれへの投資も大きく,利益にはあまり貢献していません。成熟期になるまでシェアを維持して金のなる木にすることが必要です。 * 金のなる木 * 成熟期になると投資は低くなりますので,大きな利益が得られます。しかしいつかは衰退しますので,利益がある間に問題児や花形製品に投資することが必要です。 * 負け犬 * シェアが低いと競争に負けてしまいます。利益も得られません。早急に撤退することが重要です。 ===== パリティビット ===== * パリティチェック方式とくれば、1ビットのパリティビットを付加することで、1ビットの誤りを検出できる * [[http://www.jtw.zaq.ne.jp/kayakaya/new/kihon/text/error_control1.htm|参考]] ====== 用語 ====== ===== レビュー関連 ===== ==== インスペクション ==== * 最も体系的で、各参加者に特定の役割を与え、多段階のプロセスが存在など厳格なレビュー。 * 作成者(レビューイ)以外の参加者が会議を主導し、チェックリストの使用、分析の実施なども行う。 * バクの摘出率は高くなるが、工数もかかる。 ==== ウォークスルー ==== * 作成者(レビューイ)が作業成果物を指摘者(レビューア)へ説明し、コメントを求める。 * 作成者が指摘者を分離させるインスペクションと対照的である。 * 作成者がレビュー全体にわたって作業の中心となるため「作成者のためのレビュー」という印象を与えることがある。 ==== パスアラウンド ==== * 多重且つ同時進行型のチェック。 * 電子メール、グループウェアなどを活用し、作成成果物のコピーを何人かに配布し、複数のフィードバック(コメント)を依頼する。 * ミーティングを行わないという特徴があり、それはメリットでもあり、デメリットでもある。 ===== メモリキャッシュ ===== ==== ライトスルー ==== * プロセッサーがデータをメモリーに書き込む場合、キャッシュと同時にメインメモリーにも書き込む方式。 * この方式では、書き込みの時間はメインメモリーのアクセス時間と同じなので、高速化はされない。 * しかしキャッシュの内容をフラッシュする必要が生じても、何もしなくてもよいので、回路が簡単になる。 ==== ライトバック ==== * 書き込みはキャッシュメモリーにも行なって、読み出し時間だけではなく、書き込み時間をも短縮している。 * しかし実際に書き込まれたデータはキャッシュメモリー上にしか存在しないため、キャッシュをフラッシュするときは、キャッシュメモリーの内容をメインメモリーに書き戻さなければならない。 * コヒーレンシ(一貫性)の対策が必要:!: (CPUが2つの場合、1つのCPUのキャッシュしか更新されていない、という場合があるから) * この方式は、ライトスルー方式よりも実装は困難だが、全体的な性能はライトスルーよりもよくなる。 ==== スワッピング ==== * メモリーとHDDのデータの入れ替えの。 ==== スラッシング ==== * スワッピングが頻発すること。 * 結果としてコンピュータは殆んど応答を返せなくなる。 ===== 信頼性 ===== ==== フェールソフト ==== * 故障箇所を切り離すなど被害を最小限に抑え、機能低下を許しても、システムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行する設計のこと。 ==== フェールセーフ ==== * なんらかの装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御すること。 * またはそうなるような設計手法。 ==== フォールトマスキング ==== * 機器の冗長構成などにより、故障の発生を他の装置から隠ぺいしたり、故障時に自律回復を行えるようにすること。 ==== フォールトアポイダンス ==== * 障害が発生しないよう対処する。 * 例えば、品質の高い機器などを購入することで障害の発生を避ける。 * このような障害管理はコストがかかる。 ==== フールプルーフ ==== * 利用者の不注意や誤操作などによってシステムが意図しない方法で使用されても、システムが故障したりしないようにする * 「人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性を保持する」 * バリデーションと思って良いだろう。 ==== 稼働率 ==== * 平均故障時間(MTTF:Mean Time To Failure) * 平均修復時間(MTTR:Mean Time To Repair) * 稼働率 = MTTF/(MTTF+MTTR) ===== ストラテジ系 ===== ==== MRP ==== * MRP(Materials Requirements Planning) * 資材所要量計画(しざいしょようりょうけいかく) * 工場などで使われる生産管理手法の一つ。 * 資材管理で生産を計画する手法のこと。 * その概念を発展させて、資材以外の人員、設備など製造に必要なすべての資源を管理する仕組みをMRP2という。 * さらに、企業全体の在庫、決済、資産の管理を行うようにしたのがERP(企業資源計画)である。 ==== マクシマックス ==== * マクシマックス原理(maximax principle) * 選択されうる戦略のそれぞれの場合について、最もうまくいった場合の最大利得を考え、これが最大となる戦略を選択すること ==== マクシミン ==== * マクシミン原理(maximin principle)あるいはミニマックス原理(mini-max principle) * 選択されうる戦略のそれぞれの場合について、最悪の場合の利得を考え、これが最大となる戦略を選択すること ==== ROI ==== * Return on Investment * 投資利益率(投下資本利益率、投下資本収益率、費用対効果) * つぎ込んだ資本に対して、得られる利益の割合。 ===== 確率・分析系 ====== ==== 相関係数 ==== * すべての標本点が正の傾きをもつ直線上にあるときは,相関係数が +1 になる * 変量間の関係が線形のときは,相関係数は1に近い値または-1に近い値をとる * 変量間の関係が非線形のときは,相関係数は0に近い値をとる * 無相関のときは,相関係数が 0 になる ==== システム監査基準 ==== * システム監査業務の品質を確保し、有効かつ効率的に監査を実施することを目的とした監査人の行為規範 * 例えば、情報システムにまつわるリスクに対するコントロールの整備・運用状況を評価し,改善につなげることによって,ITガバナンスの実現に寄与する。 ===== Web系 ===== ==== SMIL ==== * Synchronized Multimedia Integration Language * WWW上でマルチメディアコンテンツを表現するためのマークアップ言語 * 静止画、動画、音声、文字(テキスト)などの、位置レイアウト、時間軸上でのレイアウトをXMLで記述する ===== DB系 ===== ==== 表操作 ==== * 選択(selection) → 行の抽出 * 射影(projection) → 指定した列を抽出 * 結合(join) → 複数の表を結合して1つの表にする ===== その他 ===== ==== パッシブ方式RFタグ(受動タグ) ==== * 電池を内蔵せず、リーダ/ライタが発信する電波をエネルギー源として利用して駆動するタグ。 * リーダ/ライタの電波の一部を反射するときにID情報をのせて返すことで自身の電力で電波を発信しなくとも情報をやり取りすることができる。 * 交信範囲は広くても数十センチメートルという制限があるが安価(10円以下)に製造できる。 ==== アクティブ方式RFタグ(能動タグ) ==== * 電池を内蔵し、自らの電力で電波を発信するタグ。 * 交信範囲は数十メートルから数百メートルと広い。 * パッシブタグと比較すると価格が高い。 ==== スマートグリッド ==== * スマートメーター等の通信・制御機能を活用して停電防止や送電調整のほか多様な電力契約の実現や人件費削減等を可能にした電力網である。 ==== テクスチャマッピング ==== * 3次元コンピュータグラフィックスで作成された3Dモデル表面に質感を与えるための手法。 ==== 共通フレーム2007 ==== * 情報処理推進機構(IPA)が2007年10月に発行したソフトウェア取引に関するガイドラインで、ソフトウェアの構想・設計から開発、導入、運用、保守、破棄に到るまでの各工程について、個々の作業内容、用語の意味などの標準的なモデルを示したもの。 * システム開発を委託する際などに、発注側と受注側の間に誤解が生じないように、「汎用的な用語や各工程の内容(分類)については統一した方がよい」という考え方で制定されたもの ==== セル生産方式 ==== * 多品種少量生産への対応に優れている * 1人~数人の作業員が部品の取り付けから組み立て、加工、検査までの全工程(1人が多工程)を担当する生産方式のこと